3月27日、大阪にライブを見に行った。以前、千葉でご挨拶させていただいた「それでも世界が続くなら」のライブだった。 自分のライブ以外の用事で大阪に来たのは、もう7年ぶりぐらいになるんだろうか。 今朝、ぼくの心には羽根が生えていた。大阪へ行くこと…
ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい。 すべてわたしが悪かったことにして、逃げ出してしまおうか。バンドマンにはありがちな、失踪。突然いなくなってしまう人…
豊橋での一日を描くのに躊躇ったのは、なにもあの日が思い出したくもないほどに厭だったから、というわけではない。 ただぼくは、自分がとんでもない大嘘吐きのように感ぜられて、筆を握る手が(この場合、ほんとうは"iPhoneを握る手が"と表現すべきだが、余…
今日は素敵な出会いがありました。憧れていた人に出会えて、その人は僕が想像していた通りの人でした。それがただ嬉しかったのです。 わたしの中で、さまざまな心境の変化がありました。昨日のわたしと今日のわたしとでは、まるで生まれた星さえ違うかのよう…
きょうのわたしは、朝からご機嫌でした。 めずらしく地元に雪が降っていたからでしょうか。それとも待ち焦がれていたテレビゲームが発売したからでしょうか。或いは、それと抱き合わせに買ったラッドウィンプスのCDが、予想を上回る上質なものであったからで…
頭がふらふらとする。昼に、NOROMAという小洒落た名前の拉麺屋に入った。ここの鶏そばは、じつに美味であった。わたしのこころは肥えていた。こんな美味いものを食う贅沢にうつつを抜かしているから、こころが肥えるのだ。こころが肥えた人間のうたは、果し…
バンドマンに聞いた話では、滋賀のB-Flatというライブハウスには幽霊が出るらしい。 バンドマンには怪談好きが多い。 論理的思考を以て 「それほど幽霊がいると思うのなら、おれに証明してみせろ。」 などと人を威嚇するバンドマンは、じつは殆どいないよう…
インフルエンザの流行ここに極まれり、本日の出演者の実に八十パーセントが、この流行りの病に依って演奏形態の変更ないし出演辞退を余儀なくされていた。 五つあった出演バンドは四つに減り、うち二つはバンドで出るはずだった予定が弾き語りでの出演となっ…
町田に来るのは、もう何回目だろうか。 ぼくらが東京の、殊に町田にばかりライブに行けるのは、やはり盟友93°のおかげ。彼らはぼくらの大切な友達で、好敵手でもある。 ここ最近、ライブレポートではなくてツアーにまつわる日記と化していたから、今日はしっ…
赤坂の町並みは綺麗に整っていた。駐車場代が渋谷よりも高くて驚く。昨日いた八王子とはえらい違いだった。日本で一番駐車場代が高いといわれたら信じる。 きょうはリハーサルのあと、メンバーとすこし揉めた。 音作りに関することだった。ツアー中はいつも…
実に勝手なイメージで、ぼくは八王子はもっと都会だと思っていた。 高速を降り、中途半端に栄えた町並みを潜り抜けて、目の前に現れたのは、やはり中途半端に栄えた地方の都市のような場所だった。 八王子RIPSはあたたかいライブハウスだった。バンドマンと…
新年一発目のライブでした。 我々もきょうはめずらしく、前もって共演者の音源を拝聴しましたが、なんだか前向きな音が多くて、ちょうどそのとき気分が沈んでいたのもあって、「うんざりするなあ」とか高慢ちきなことを宣っていました。 それらの音に対する…
2018年の正月。 明けまして御目出度う御座います、といった埃が積もった言葉を交わらすために故郷に向かう人々の姿があった。こんなぼくにも、会いたい人がいた。 人にとって故郷や、それを想う郷愁というのは宗教のようなものではなかろうか。ぼくは今日ま…
長らくお世話になっていたアメエバブログの文字数制限やら、煩雑なレイアウトやら、果てにはその名前やらが許せなくなってきた今日この頃。猫も走るほど忙しない、年の瀬。遂にブログを移転することにした。 これまで通り、半躁半鬱の音楽家が、自分のライブ…