アンパンマン、あたらしいファム・ファタールよ

ごめんなさい。同窓会にはいけません。

いま、いきなりステーキにいます。

40001グラムのフィレステーキ。

いちどでいいから松阪牛を喰ってみたい。

どこか一人で旅に行きたい。

タイに行きたい。

タイで名倉潤の物まねをしながらアンコールワットに入ろうとして普通に止められたい。

やっぱりタイには行きたくない。

どうやって死んだら注目されるか、毎日一度は考える。

結局自分に自殺する度胸がないことも知っている。

むかしの話。

ミクシィっていう、そーしゃるねっとわーくさーびすがあったじゃろう。

大学生のとき、あれをやっていました。

僕はね、普通のことを書いていたんです。

けれどある日、某バンドのライブのテケツを、ミクシィで知り合った器量の悪い女が譲ってくれたンです。ライブハウスの前で待ち合わせて、僕がそのテケツを受け取ろうとすると、

「あなたのミクシィ、なんであんなに病んでんの」と言われたんです。

僕にとってはむしろ元気すぎるぐらいなことを書いていたつもりだったんです。

僕という人間の上澄み液だけを抽出して書いていたというのに。

それから僕は「裏垢」とかいうこの世でいちばん汚くて臭い鼻くそみたいな言葉を知りました。

 

ファム・ファタールって言葉、おもしろすぎません?

男に破滅をもたらす運命の女、みたいな意味なんだけど。

フェミニストさんが怒りそうな言葉ですね。

女らしさだとか男らしさだとかそんなことはどうでもいいのです。

私は男らしくなくてもいいし、女らしくなる必要もない。私は私らしくありたい。

 

あー友達に会いたくない。きっとみんなに気味悪がられている。