真っ暗でした。 部屋の電気を消して、しかし眼だけは開けたまま、ぼうっと上を眺めていました。 エアコンが運転していることを示す灯火だけが、唯一の光源でした。しかし、ほとんど何も見えやしません。 天井の染みも、細々とした汚れも、カーテンの色も、今…
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